家事手伝いで本を出版した!確定申告はどうすればいい?

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白色申告で十分対応が可能

家事手伝いや年収100万円程度のアルバイトをしていた人が、漫画や小説の新人賞を取って本を出した場合、賞金や印税をもらえるので確定申告をする必要が出てきます。本を一冊出した程度であれば、青色申告ではなく、白色申告で十分対応が可能です。では、具体的にどのように申告を行えばいいのでしょうか。

まず、12月か1月頃に出版社から支払調書が送られてきます。この書類には、出版社がお金をいくら払ったのか、そして所得税をいくら差し引いたのかということが書かれているので、これを確定申告書に記載しましょう。

次に、必要経費の問題ですが、書いた小説を新人賞に応募したら賞を取ってそのまま本になったという場合、小説を書くのにいくらお金を使ったのかというのを記録している人は少ないはずです。

数百万円程度の印税なら多めに引かれた所得税が戻る

必要経費がわからない場合、収入の三割までであれば経費として申告したときに、領収書の添付は求められません。なので、収入の三割を必要経費として計上するといいでしょう。

初めて確定申告を行う人が心配になるのは、申告したことで新たに税金を納めないといけないのかということだと思いますが、本の印税が200万円程度だった場合、逆に所得税として引かれたお金が返ってきます。出版社は印税から一律10パーセントの所得税を引きますが、200万円の所得にかかる税率は10パーセントよりも低くなるためです。いくら戻ってくるのかは、確定申告書の中で計算することで正確にわかります。

白色申告とは、複雑な帳簿付けや事前届け出が不要な申告で、簡単な単式簿記による収支内訳書に基づいておこなわれます。メリットは手続きが容易なことですが、青色申告にはある特別控除などの特典が受けられません。